CFSと線維筋痛症の原因と効果的な治療法 第3回

Jacob Teitelbaum



サイト:http://www.co-cure.org/drt3.htm
原 題:CFS and Fibromyalgia, Their Causes and How To Treat Them Effectively
著 者:Jacob Teitelbaum, MD



Q. - 線維筋痛症の定義を教えてください。

A. - 線維筋痛症の定義は、American College of Rheumatology(ACR)により作成されており、それは、たいへん明快です。線維筋痛症は、以下の症状により診断されます。

1)体の両側ウェストの上下、体の中心部(首、胸部、背中の中心など)の広い範囲にわたる疼痛があり、それが継続的/断続的に3ヶ月以上続いている。

2)18カ所の「圧痛点」を押したとき、11カ所以上で痛みを感じること。他の疾病があることにより、線維筋痛症の診断から除外されることはない。実際に、狼瘡や慢性関節リウマチなどの、他の疾病が線維筋痛症の原因なってい る例が多くみられています。他の疾患と共に線維筋痛症の治療を行うことで、患者の生活の質を劇的に改善させることが出来るため、このことに留意することが重要です。


Q. - CFS患者や線維筋痛症患者は、どれぐらいいるのですか?

A. - これまでの推定では、人口の2%が線維筋痛症を患っていることになります。私は、軽度の症状の人々も含めると、この数字はおそらく4%以上になるだろうと考えています。つまり、600万〜1,200万人以上のアメリカ人がこの病気で苦しんでいることになります。

興味深いことに、CDCの厳密な基準を使用すると(疫学者はそのようにしなければなりません)、CFS患者の人数は、わずか40万〜80万となります。これは、先に述べた除外基準のためです。

我々の研究を含む多くの研究において、線維筋痛症患者の多くでCFSの重複がみられており、それによると、アメリカのCFS患者は400万人以上いると予想されます。しかし、残念なことですが、そのように、CFSの有病率が実際よりもかなり少なく見積もられていることが、研究資金が減額される主な理由ではないかと、私は考えています。


Q. -これらの症候群の定義は、どのようにしたらいいのですか?

A.-私は、現段階では、研究目的に対しては、先に述べた定義を除外項目なしで用いることが妥当であると考えています。しかし、日常の医療現場においては、以下の定義を提案します。

労作によらない、休息によって改善されない、生活に深刻な支障をおよぼす疲労がある、睡眠の質が低い(睡眠時間が十分であるにも関わらず)、以下の症状が3つ以上あるが明確な原因がない、既知の疾患ではない場合は、CFSである、または、広範囲の疼痛を伴っている場合には、線維筋痛症であるか、CFSと線維筋痛症の重複である。

1) 関節の腫れや赤みのみられない原因不明の広範囲の疼痛
2) 頭にモヤのかかった状態
3) 強い喉の渇き
4) 大腸機能障害
5) 性欲減退
6) 感染症の再発
7) 薬、化学物質、食物アレルギー


翻訳:Co-Cure-Japan, Miya.

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